雇用保険(失業保険)の手続き

(図解でわかる)失業保険手続きから受け取りまでの流れ

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失業保険の手続きから受取までの流れを図で説明していきます。

失業保険の受け取るには2つのパターンがあります。
すぐに受け取れる」場合と、「給付制限3ヶ月」がつく場合です。

退職理由によって、給付制限がつく場合とつかない場合とで別れます。

会社都合等の場合はすぐに支給されますが、自己都合などの場合は給付制限3ヶ月の間、支給まで待たなければなりません。

 

失業保険手続きから受給までの流れ

まず大きく2つのパターンがあります。

1.すぐ失業保険が受け取れる場合(給付制限なし)

2.3ヶ月の給付制限がある場合(給付制限あり)

すぐに失業保険が受け取れるパターンとしては、会社都合退職の場合と、自己都合退職でもやむを得ない退職の場合です。それ以外の自己都合退職は3ヶ月の給付制限がつくため、失業保険を受け取るまでに3ヶ月間待たなければなりません。

失業保険の手続きを行えばわかりますが、それぞれ「認定日の型」というのがあります。
これはハローワークで失業保険の手続きをした日と曜日によって決まります。

例えば水曜日に手続きに行けば、その後の認定日は毎回「水曜日」になります。

詳しくは「失業保険はいつ振り込まれるのか、認定日の確認方法」 を参照してください。
※失業保険の手続きの際に窓口から渡される「受給資格者のしおり」の裏面にて確認することができます。

週型・・・1から4
曜日・・・月から金
全部で20種類

1型-月、1型-火、1型-水、1型-木、1型-金
2型-月、2型-火、2型-水、2型-木、2型-金
3型-月、3型-火、3型-水、3型-木、3型-金
4型-月、4型-火、4型-水、4型-木、4型-金

では図を元に、平成29年(2017年)4月12日(水曜日)にハローワークにて失業保険の手続きをした場合を例に説明していきます。この場合は「2型-水」です。

1.失業保険の手続き

会社を退職したら、会社から離職票が届きます。
その離職票が届いたら住所管轄のハローワークにて失業保険の手続きを行います。

「求職の申込」をしていなければあわせておこないます。
求職の申込用紙に記入するのですが、書く項目も多いので20分前後の時間は必要です。

※失業保険の申請をする場合は、必ず「求職の申込」をする必要があります。
 仕事を探している方が失業保険を受け取ることができるからです。

次に雇用保険の給付の窓口で手続を行います。
必要なものについては、失業保険の手続きに必要なもの をご覧ください。

失業保険の手続きをした後は、7日間の待機期間に入ります。手続きした全員の方が対象
この7日間に仕事がないこと(無職であること)を確認する期間です。

この期間に仕事をしてしまうと、再度7日間待たなければなりません。

2.雇用保険説明会

失業保険の正式名称は「雇用保険の失業給付」です。
失業保険の手続き後、1~2週間の間にこの失業給付に対する説明会が行われます。

雇用保険の説明会は失業保険の手続きの際に案内されます。
ここで失業保険についての詳しい説明・案内があります。

あわせて求職活動についての情報提供もおこないます。
※ハローワークの相談窓口や検索機の活用方法やセミナー、職業訓練の案内など

3.初回の失業認定日

初回の失業認定日は3ヶ月の給付制限があってもなくても日付は変わりません。

初回の失業認定は、基本的には失業保険の手続きした翌月の同じ「型」に日に行います
図のケースの4月12日の次の「2型-水」の同じ型は5月10日(水)です。

5月10日が最初の失業認定日です。
渡される「失業認定申告書」の下枠にも日時が記載されています

初回の失業認定日に持参するもの

持参するものは以下の通り。

雇用保険受給資格者証
失業認定申告書
求職活動実績証明書(必要な場合)

必要な求職活動実績は1回

失業認定日ごとに必要な求職活動実績回数があります。
初回に必要な回数は1回

ですが雇用保険説明会に参加していればそれだけで1回の実績としてカウントされます。
その場合、失業認定申告書の求職活動の項に「初回講習会参加」と明記します。
※「受給資格者のしおり」にも記入例が記載されています

失業認定終了後に、雇用保険受給資格者証と次回の失業認定申告書を受け取り終了となります。

4.初回の失業保険の支給(指定口座へ振込)

これは3ヶ月の給付制限が無い方が対象です。
3ヶ月給付制限がある場合は、3ヶ月待たなければなりません。

待ちに待った失業保険の受け取りです。
給付制限がない方は、このタイミングで指定された口座に振り込まれます。

振り込まれる金額ですが、その日数によって変わります。
7日間の待機期間が終了した翌日から初回失業認定日の前日までの分が支給対象です。

図の場合は、4月19日から5月9日までの21日分となります。
次回以降は土日祝日が重ならない限り28日分ずつの支給となります。

振込までの日数ですが、1週間前後との案内があります。
実際は早ければ翌々日(2営業日)にも振り込まれます。
※水曜が認定日の場合は、金曜日の振込あり。

5.2回めの失業認定日

3ヶ月の給付制限がない場合と、ある場合で説明していきます。

給付制限がない場合

2回目の失業認定は、初回の失業認定日の次の「型」に日になります。

図の例では、5月10日(2型-水)の次は6月7日(水)です。
※失業認定申告書にも明記されています。

持参するものは初回の失業認定日と変わりません。
そして必要な求職活動実績は2回です。

※求職活動実績については下記を参照してください。
求職活動になるもの、ならないもの一覧(失業中の求職活動)

認定日を失念してハローワークにいかなかったり、必要な求職活動をしなかった場合は、その月の分(28日分)の失業保険は支給されません。ただし無くなるわけではなく、後ろにずれてしまうことになります。

3ヶ月の給付制限がある場合

2回めの失業認定日は初回から3ヶ月弱期間が空くことになります。
初回の認定日から3回目の同じ「型」に日です。

初回:5月10日(水)
1回:6月7日(水)
2回:7月5日(水)
3回:8月2日(水)

持参するものは初回の失業認定日と変わりません。
そして必要な求職活動実績は3回です。

3回とはありますが、実際は2回で構いません。1回は初回の失業認定で申請しているはずだからです。
あくまで7日間の待機期間が終了してから2回めの認定日の間で3回必要という意味です。

※求職活動実績については下記を参照してください。
求職活動になるもの、ならないもの一覧(失業中の求職活動)

認定日を失念してハローワークにいかなかったり、必要な求職活動をしなかった場合は、その月の分(28日分)の失業保険は支給されません。ただし無くなるわけではなく、後ろにずれてしまうことになります。

6.失業保険の支給(指定口座へ振込)

給付制限なしの場合と、ありの場合で説明していきます。

給付制限がない場合(2回めの支給)

2回目以降の認定日については、基本は28日分の支給になります。
土日や祝日がある場合は前後する場合があります。

給付制限がある場合(初回の支給)

振り込まれる金額ですが、その日数によって変わります。
3ヶ月の給付制限期間終了日翌日から2回目の失業認定日の前日までの分が支給対象です。

図の場合は、7月19日から8月1日までの14日分となります。
次回以降は土日祝日が重ならない限り28日分ずつの支給となります。

振込までの日数ですが、1週間前後との案内があります。
実際は早ければ翌々日(2営業日)にも振り込まれます。

まとめ

ここでは、失業保険の手続きから支給までの流れについて説明してきました。
退職理由により(3ヶ月給付制限がつくかどうかで)かなり変わるのがわかります。

失業保険は退職した翌日からすぐに受け取れるわけではありません。
ハローワークで手続きをして初めて受給資格(受け取る権利)を得られるのです。

型がわかれば全ての認定日の日程が分かります。認定日にハローワークに行かなければ失業保険を受けることができませんし、必要な求職活動も行わなければなりません。

求職活動ももちろんですが、失業保険の流れについても把握しておきましょう。

 

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