雇用保険(失業保険)の金額と期間

【2026年最新・図解】失業保険のもらえる期間は?離職区分2D・2Cの給付日数と1ヶ月制限

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「失業保険はどのくらいの期間もらえるの?」
「自分の離職票に『2D』と書いてあるけど、これはどういう意味?」

もらえる期間(給付日数)は、あなたの「年齢」「雇用保険に入っていた期間」、そして一番重要な「退職理由(離職区分)」によって決まります。

この記事では、複雑な条件を2025年4月施行の最新制度に基づいて、図と一覧表でわかりやすく解説します。

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【結論】期間を決める最大の要素は「退職理由」

失業保険でもらえる日数は、大きく分けて以下の4つのグループのどれに当てはまるかで決まります。まずは、自分の手元にある「離職票-2」の「離職区分」などのコードを確認してください。

退職理由によって分かれるフローチャート図

離職区分コード対応表(最新版)

種類 給付日数 給付制限 主な離職コード
① 特定受給資格者
(会社都合)
多い
(90~330日)
なし 11, 12, 21, 22, 31, 32
(倒産・解雇など)
② 特定理由離職者1
(雇い止め)
多い
(90~330日)
なし 2C (23)
(更新希望したのに更新されず)
③ 特定理由離職者2
(正当な自己都合)
通常
(90~150日)
なし 2D (24), 2E, 3C, 3D
(病気・介護・配偶者の転勤など)
④ 一般受給資格者
(単なる自己都合)
通常
(90~150日)
あり
(原則1ヶ月)
4D (40), 45, 50, 55
(転職・一身上の都合)

※2025年4月より、④の一般受給資格者(自己都合)でも、給付制限期間が「2ヶ月」から「原則1ヶ月」に短縮されました。

各区分の詳細解説(2D・2Cとは?)

1. 特定受給資格者(会社都合)

会社の倒産やリストラ、解雇などで強制的に辞めさせられたケースです。もらえる日数が最も手厚く、待機期間(7日)が終わればすぐに支給が始まります。

2. 特定理由離職者1(コード2C:雇い止め)

契約社員や派遣社員の方で、「自分は更新したかったのに、会社側から更新を断られた」場合です。この「2C」区分になると、会社都合と同じ扱いになり、給付日数が大幅に優遇されます。

3. 特定理由離職者2(コード2D:正当な理由のある自己都合)

ここが検索でも多くの方が気にしているポイントです。自己都合退職であっても、以下のような「やむを得ない事情」がある場合は「2D」などのコードになり、給付制限(1ヶ月待ち)が免除されます。

【2D(特定理由離職者2)になる主な例】

  • 本人の病気やケガで働けなくなった(医師の証明が必要)
  • 家族の介護が必要になった
  • 結婚や配偶者の転勤により、通勤が困難になった
  • 保育園が見つからず働けなくなった
  • 契約期間満了(更新を希望しなかった場合)

この場合、日数の優遇はありませんが、「待たずにすぐもらえる」という大きなメリットがあります。

4. 一般受給資格者(4D:自己都合)

転職や「なんとなく合わない」など、自分の意思で辞めた場合です。これまでは2ヶ月待つ必要がありましたが、現在は原則1ヶ月待てば支給が始まるようになりました。

詳しくは特定受給資格者と特定理由離職者とは? もご覧ください。

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【日数表】失業保険は何日もらえる?

給付日数は、年齢と「被保険者期間(雇用保険に入っていた期間)」で決まります。

A表:会社都合・雇い止め(特定受給資格者・特定理由1)

離職コード:11, 12, 21, 22, 31, 32, 23(2C) の方

年齢 1年未満 1~5年 5~10年 10~20年 20年以上
30歳未満 90日 90日 120日 180日
30~34歳 120日 180日 210日 240日
35~44歳 150日 240日 270日
45~59歳 180日 240日 270日 330日
60~64歳 150日 180日 210日 240日

B表:自己都合・正当な理由あり(一般・特定理由2)

離職コード:24(2D), 25(2E), 33, 34, 40(4D), 50, 55 の方

年齢 1年未満 1~10年 10~20年 20年以上
全年齢 90日 120日 150日

※特定理由離職者2(2Dなど)は、被保険者期間が1年未満(6ヶ月以上)でも「90日」支給される特例があります。

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障害者・就職困難者の給付日数

障害者手帳をお持ちの方などは「就職困難者」となり、さらに長い期間支給されます。

年齢 1年未満 1年以
45歳未満 150日 300日
45~64歳 360日

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年齢による違い(65歳以上は一時金)

失業保険(基本手当)がもらえるのは、「65歳の誕生日の前々日」までに退職した人です。

  • 65歳未満で退職: 「一般被保険者」として、毎月失業手当がもらえます。
  • 65歳以上で退職: 「高年齢被保険者」として、「高年齢求職者給付金(一時金)」が支給されます。

一時金の場合、日数は30日分または50日分と少なくなりますが、年金と同時に受け取れるメリットがあります。

【超重要】65歳の誕生日ギリギリまで働く人は注意!

失業保険を「毎月もらえる(基本手当)」にするためには、64歳のうちに退職する必要があります。

法律上、年齢は「誕生日の前日」に加算されます。そのため、「誕生日の前日」に退職すると、すでに65歳扱いとなり、失業保険の総額が激減(一時金のみ)してしまいます。

損をしない退職日は「誕生日の前々日」までです。

例:4月2日生まれの場合
❌ 4月1日退職→ 65歳扱い(一時金)
⭕ 3月31日退職→ 64歳扱い(基本手当対象!)

まとめ:手続きで損をしないために

失業保険のもらえる期間と開始時期は、退職理由で天と地ほどの差が出ます。

  • 離職区分「2C」なら、会社都合並みに日数が多くもらえる!
  • 離職区分「2D」なら、日数は普通だが1ヶ月待たずにもらえる!
  • 「4D」でも、2025年からは1ヶ月待てばもらえる!

もし、会社から送られてきた離職票の理由が「自己都合(4D)」になっていても、実際は「病気で辞めた」「更新を断られた」などの事情がある場合は、ハローワークで証拠を見せれば「2D」や「2C」に変更できる可能性があります。
諦めずに相談してみましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 離職区分2D(特定理由離職者2)に待機期間や給付制限はありますか?

7日間の待機期間はありますが、自己都合退職のような給付制限(1ヶ月~3ヶ月)はありません。手続き後、待機期間が経過すればすぐに支給対象となります。

Q2. 離職区分2C(特定理由離職者1)と2Dの違いは何ですか?

2Cは「契約更新を希望したのに叶わなかった(雇い止め)」ケースで、給付日数が会社都合並みに優遇されます(最大330日)。
一方、2Dは「正当な理由のある自己都合(病気や家庭の事情など)」のケースで、給付日数の優遇はありませんが、給付制限がつかない(すぐもらえる)というメリットがあります。

Q3. 自己都合退職(4D)の給付制限期間はどれくらいですか?

2025年4月1日以降の離職であれば、原則として「1ヶ月」に短縮されました。ただし、過去5年間に3回以上の自己都合退職がある場合は「3ヶ月」となります。

Q4. 失業保険は最大で何日もらえますか?

年齢や雇用保険加入期間によりますが、会社都合退職(特定受給資格者)の場合、45歳以上60歳未満で加入期間が20年以上あれば、最大で330日(就職困難者は360日)支給されます。

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